ホームページのリニューアルを契機として、閲覧いただいている方の暇つぶしになるように始めたこのひとりごとも、約2年が経過し、ようやく30言目に辿り着きました。
30言目記念ということで、今回は胡散臭い自己啓発本のようなタイトルにしてみました。
私がチームに関わってきたのが平成20(2008)年からなので、約12年ほどの短い期間ではありますが、そのなかで、いわゆる「好投手」と呼ばれる投手達が持っていた共通点を5つにまとめてみました。
1.キャッチボールの質が違う
2.低めのノビ
3.徹底的に足腰を鍛える
4.自分の軸がありブレない
5.打たれてもヘコまない
以下、ひとつずつ細かく紹介していきます。
1.キャッチボールの質が違う
良い投手は、決してキャッチボールを雑に行いません。たとえ肩ならしの段階でも、自分のチェックポイントは抑えています。
1球1球丁寧なフォームで投げ込む姿には風格すら漂い、ピリッとした緊張感が生じます。
2.低めのノビ
高めであれば良い球がいくという投手は多いですが、良い投手は低めの球のノビが違います。というより、低めに投げ込めるよう普段から徹底して練習しています。
それは上述のとおり、キャッチボールにも質の違いとして表れます。
キャッチボールの際、相手の顔付近の高さに良い球がいく投手は割と多いです。
しかし、良い投手は、相手の胸(みぞおち)付近に、回転の良い球をどんどん投げ込んできます。
キャッチボールで相手の顔付近の高さに良い球がいって満足してしまっている投手は、マウンドで高めを痛打され、投げる球がなくなります。
3.徹底的に足腰を鍛える
これも昔からの常識ですが、九大の良い投手も例外なく、これでもかというほどに足腰を鍛えていました。
その方法は、走り込みだったりスクワットなどのトレーニングだったり十人十色ですが、誰に言われることなく黙々と取り組む姿は、まさに投手のお手本でした。
4.自分の軸がありブレない
マウンドでは威圧感のある投手も、喋ると意外に気さくな人が多いです。ですが、その喋っている内容や雰囲気からは必ずと言って良いほど、自信が滲み出ています。
自らのピッチングや練習姿勢、考え方に確固たる軸があるからでしょうが、良い投手に、根暗だったり、もごもご話すような人はまずいません。
5.打たれてもヘコまない
これも、良い投手に意外と共通している資質だと思います。
まぁ、打たれてヘラヘラしている人は当然いないですし、そんな人は問題外ですが。(いや、最近は意外といるかも。。。)
良い投手達も、打たれてすぐは、多少ヘコんだり怒っているのでしょうが、次の日にはケロッとした顔で練習しています。
これは意識してどうこうというものではなく、その人が生来持っている資質なのかもしれません。
逆を言えば、打たれた時に必要以上にヘコむ人は、残念ながら投手には向いていないと思います。
いかがだったでしょうか。
特徴豊かな投手達の共通点を無理矢理あぶりだした感はありますが、参考になるはずです。
次回は、「これだけはしてはいけない、成功しない投手の5つの特徴」を紹介します。
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