4月14日(日)第1週2日目第3試合 @小郡球場

123456789R
福岡大
0
0
1
1
2
3
3
0
0
10
九州大
0
2
0
0
0
0
0
0
0
2

本塁打:

三塁打:田中悟(福)

二塁打:藤川(九)、峯本(九)

盗塁:竹下(福)、内藤(福)、藤川(福)2、中下(福)

失策:堂満(福)

捕逸:馬場(九)

  選手名 学年
6 法村 4 4 0 0
7 鍋島 3 4 0 0
2 馬場 3 3 0 0
H 谷口 2 1 0 0
3 峯本 2 4 2 0
DH 服巻 4 3 0 0
8 梶原 4 2 0 0
H9 松尾 3 1 0 0
5 3 2 1 0
H5 冨永 2 1 0 0
4 藤川 2 3 1 1
98 岩崎 2 3 0 0
    31 4 1
  投手名 学年 投球回 四死
田中宗 4 4 1/3 1 11 4 3
  梅林 3 1 1/3 1 2 2 3
  奥野 2 1 1/3 0 3 2 3
  石本 2 2 0 1 0 0

★試合の様子はこちら

シートノック中の様子も含め、たくさんの写真を掲載しております!

★PICK UP★

峯本(東筑②)
2安打の活躍でその存在感をしっかりと示した!

藤川(福岡②)
2回裏、チームに先制点を与える適時打を放つ!

戦評

初戦を落とし試合開始前にOBに協力して頂き、自主練を行った選手もいた中でなんとか勝利を挙げたい2戦目。先発はラストシーズンにして、気合の入る田中宗一郎(④松本深志)。初回先頭に四球を出すも粘りのピッチングとファースト峯本のファインプレーで無失点で切り抜ける。
1回裏先制点を取りたい九大だったが、相手先発久野に三者凡退に抑えられる。
2回表2塁打や四球などで2死1、2塁のピンチを招いたが、気迫のピッチングで一飛に抑える。
2回裏先頭4番峯本(②東筑)が今シーズン初安打となる三遊間への内野安打で出塁。その後相手投手に打ち取られるも2死2塁で迎えるバッターは昨日ヒットを放ち好調の7番原(③西条)。初球ファールの後、迎えた2球目難しいボールをレフト前に運び繋ぐ。2死1,3塁で迎えるバッターは藤川(②福岡)。昨シーズン1安打しかできず悔しい中で練習を積んできた。フルカウントからの6球目をきれいにセンター前に弾き返しタイムリーヒットを放つ!!次打者の9番岩崎(②小倉)の2球目に相手のWPによって追加点を奪い、なおも2死3塁となり岩崎も粘ったが、ファーストゴロに打ち取られてしまう。
2点を先取し、迎えた3回表先発の田中宗は制球を乱してしまい、1点を返されなお2死1,2塁のピンチを作ったが、ファーストゴロに打ち取りピンチを切り抜ける。点差を縮められ追加点を取りたい九大。3回裏上位打線に回る高打順であったが、三者凡退に抑えられてしまう。4回裏、先頭をセンターフライに抑えるが、その後ピンチを作り制球を乱して押し出し四球で同点に許してしまう。なおも1死満塁のピンチであったが続く福大の4番5番の好打者をピッチャーゴロと見事な変化球による見逃し三振で失点を最小限に抑える。
2-2に追いつかれ勝ち越しをしたい九大の4回裏の攻撃、先頭は1打席目にヒットを放っている4番峯本。甘く浮いた初球を振りぬき、打球はたかだかと舞い上がり左中間へ飛び、ツーベースヒットを放つ。続く5番服巻(④佐賀西)は、見事な犠打を決める。この冬、チームとしてバント練習に力を入れてきた成果が出ているといえるだろう。1死3塁というチャンスを作るも後続は続かず、この回は無得点に終わる。
5回表1死後に先発田中が制球を乱してしまい、2点を奪われてしまう。4-2となり1死満塁となる場面で、無念の交代。後を託されたのは、一冬超えてたくましくなった梅林(③尾道北)。この厳しいピンチでの今シーズン初登板であったが、落ち着いた投球を見せ、後続を打ち取り無失点でこのピンチを切り抜ける。
6回表マウンドには5回のピンチを切り抜けた梅林が回跨ぎで登板するも福大の打者に捉えられてしまい、3点を奪われてしまう。7-2となり2死3塁となったところでピッチャーは、奥野(②東筑)に交代する。リーグ戦初登板となった奥野だったが、このピンチを1球で切り抜ける。
反撃したい九大の5回裏、6回裏の攻撃は相手投手の好投で三者凡退に抑えられてしまう。
7回表先頭三遊間への鋭い当たりをキャプテン法村(④香住丘)が素晴らしい守備によって追いつきファーストへ送球するも間一髪間に合わず出塁を許してしまう。その後、奥野は制球を乱してしまい、福大に3点を献上してしまう。
迎えた7回裏九大は代打策に出て、松尾(③東筑)冨永(②宇土)を送るが抑えられてしまう。
8回表マウンドに上がるのは石本(②姫路西)。1死後に四球でランナーを出し、ショート横にヒット性の当たりが飛ぶ。このあたりを法村が横っ飛びしてキャッチし、セカンド藤川に送球し、藤川はファーストへ。見事な連携によってダブルプレーを完成させ、結果3人で終わる。
何とか反撃したい九大は、8回相手のエラーによってランナーを出すも無得点で終わってしまう。
9回表8回に続いてマウンドに上がった石本はわずか8球で相手打線を三者凡退で抑える。
最終回に意地を見せたい九大であったが、強力福大投手陣の前に三者凡退で終わってしまう。
結果を見れば、10-2であったが、先発田中宗は、約2年ぶりのリーグ戦先発でランナーを出しながらも5回1/3、4失点でまとめる粘りの投球、石本の2回無失点に抑える好投や峯本、藤川の今シーズン初ヒット、無失策で終え冬の守備練習の成果を見せることができた試合であった。

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