4月17日(土)第2週1日目第3試合 @PayPayドーム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 R
本塁打:若宮(九)
三塁打:松岡(久)
二塁打:西村(久)、仲村(久)、中島(九)、安部(九)
盗塁:
失策:
捕逸:
選手名 | 学年 | 打 | 安 | 点 | |
8 | 若宮 | 4 | 5 | 1 | 2 |
2 | 中島 | 4 | 5 | 2 | 0 |
93 | 安部 | 3 | 5 | 3 | 4 |
DH | 八和田 | 3 | 4 | 0 | 0 |
3 | 野中 | 4 | 3 | 0 | 0 |
H | 室岡 | 3 | 1 | 1 | 0 |
R | 大林 | 2 | 0 | 0 | 0 |
9 | 刈谷 | 2 | 0 | 0 | 0 |
6 | 竹丸 | 4 | 3 | 1 | 0 |
7 | 佐藤駿 | 3 | 2 | 0 | 0 |
H7 | 千脇 | 4 | 1 | 0 | 0 |
5 | 佐藤瞬 | 3 | 3 | 1 | 1 |
4 | 吉森 | 4 | 4 | 0 | 0 |
計 | 36 | 9 | 7 |
投手名 | 学年 | 投球回 | 振 | 四死 | 安 | 自 | |
● | 赤峰 | 4 | 9 | 11 | 5 | ||
小山 | 2 | 1 | 1 | 0 |
戦評
昨春はコロナ禍による中止、一昨年はPayPayドームでの開催がなかったため、3年ぶりのPayPayドームでの試合となった。現在の現役部員は初めての舞台となる。
初週の九国大戦で2連敗を喫してここから勢いを取り戻していきたい九大は、エース赤峰(4年)に先発を託す。
試合の序盤は両先発が素晴らしい立ち上がりを見せて、リズムよく試合が進んでいく。
試合が動いたのは3回裏。この回、佐藤瞬(3年)が内野安打で出塁すると、ゲッツー崩れで入れ替わった俊足吉森(4年)がすかさず盗塁を決め2死2塁のチャンスを作る。続く若宮(4年)が、好投を続ける久留米大森永投手の球をジャストミート!レフトへの完璧なホームランで2点を先制。勢いに乗った九大打線は、好調を維持する主将中島(4年)そして安部(3年)の連打でさらに1点を追加、序盤の主導権を握った。
この試合どうしても勝ちたい九大は、さらに5回裏、2死ランナー無しから、再び中島&安部の絶好調コンビが連打で1点を追加し、試合の流れを引き寄せたかに見えた。
しかし打線好調の久留米大も黙ってはいない。6回表、久留米大は2本のヒットと四球で無死満塁の大ピンチ。ここで赤峰はギアを上げる。自己最速を更新する144キロを連発し、2連続三振を奪う圧巻の快投。しかし、次のバッターに141キロの外角ストレートをしぶとくライト線に運ばれ、走者一掃3点を失う。その後も2死3塁のピンチが続くも、後続を三振に打ち取り逆転は許さない。
8回表、久留米大は疲れの見え始めた赤峰を攻め立てる。3本のヒットに自らの悪送球も重なって2点を追加、ついに逆転を許す。
しかしこのままでは終われない九大は、1点を追う9回裏、代打室岡(3年)が、期待に応えてセンター前ヒット。代走の大林(2年)が俊足を活かし、すかさず二盗。その後、竹丸(4年)の四球と千脇(4年)の完璧な送りバントで1死2.3塁のチャンスを作ると、続く佐藤瞬(3年)が期待に応えて、ライトへの犠飛。土壇場で5-5の同点に追いつく。
1戦目と同様、タイブレークの展開となる。
10回表、9回5失点で何とか粘りを見せていた赤峰だが、勢い付いた久留米打線を止める力はもう残っておらず2失点。代わった小山(2年)も2点を失い、4点差を付けられてしまう。
10回裏、安部が右中間最深部へのフェンス直撃2塁打で2点を返すも後が続かず試合終了。
序盤から優位に展開を進められていただけに、後半の失速が非常に痛かった。
次戦は、失速することなく最後まで全力で戦い切る姿に期待したい。
★PICK UP★
- 3回裏 若宮の2ランホームラン
- 6回表 赤峰の奪三振シーン
- 赤峰 自己最速144キロをマーク
- 9回裏 千脇の完璧な送りバント
- 9回裏 土壇場での佐藤瞬の同点犠牲フライ
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