10月13日(水)第5週2日目第1試合 @筑豊緑地球場
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
本塁打:増野(国)
三塁打:
二塁打:吉森(九)、新保(国)
盗塁:
失策:
捕逸:
選手名 | 学年 | 打 | 安 | 点 | |
7 | 千脇 | 4 | 3 | 0 | 0 |
6 | 竹丸 | 4 | 4 | 2 | 1 |
DH | 八和田 | 3 | 3 | 1 | 0 |
5 | 法村 | 1 | 4 | 2 | 1 |
8 | 若宮 | 4 | 4 | 1 | 0 |
2 | 小川 | 2 | 2 | 1 | 1 |
9 | 西 | 2 | 3 | 0 | 0 |
9 | 刈谷 | 2 | 0 | 0 | 0 |
3 | 野中 | 4 | 2 | 0 | 0 |
H | 轡水 | 2 | 1 | 0 | 0 |
3 | 深水 | 4 | 0 | 0 | 0 |
4 | 吉森 | 4 | 3 | 1 | 0 |
計 | 29 | 8 | 3 |
投手名 | 学年 | 投球回 | 振 | 四死 | 安 | 自 | |
○ | 芦谷 | 4 | 7 | 7 | 2 | 3 | 1 |
S | 赤峰 | 4 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 |
戦評
最終週2日目。昨日の嫌な流れを払拭し是が非でも勝ちたい最終戦の先発は芦谷(4年)に託された。
芦谷は初回、四球で出したランナーがエラーで生還し1点を先制される。直後の2回には先頭の6番増野にソロHRを浴びるなど序盤で2失点するものの、その後は力感の抜けたストレートとスライダーで相手打線に得点を許さない。
6回裏、好投している芦谷を援護したい打線がついに爆発する。吉森(4年)のライトへの特大エンタイトル2塁打でチャンスを作ると、竹丸(4年)八和田(3年)法村(1年)小川(2年)の集中打で一気に3点を奪い逆転に成功した。今シーズン初めての1イニング3得点となった。
打線に援護してもらった直後の7回表、芦谷は四球と内野安打で得点圏にランナーを進められたが、最後は渾身のストレートで、9番立川からこの日7個目の三振を奪い、大学野球最後の登板を終えた。
8回からは、これまで好投を続けながらも勝ち星に恵まれなかったエース赤峰(4年)が大学野球最後のマウンドに上がる。8回には昨日サヨナラタイムリーを放った2番新保にツーベースを打たれるが、その後は落ち着いた投球で完璧なクロージング。
最終9回も簡単に2死をとったが、7番川村にはカウント3-2からファールで粘られる。昨日139球を投げている赤峰のこの日29球目、そして大学野球最後の思いを乗せたストレートにバットは空を切り、試合終了。
苦しい苦しい今季だったが、最終戦に何とか1勝を掴むことができた。
また、奇しくも昨秋の九国戦での完封リレーと同じ芦谷-赤峰のリレーにより掴んだ勝利は、芦谷の通算3勝目となった。
九大からは赤峰が防御率1.82(リーグ3位)で敢闘賞を受賞。また、竹丸が打率.324(リーグ9位)で打撃十傑入りを果たした。
1年秋からリーグ戦で活躍し、4年秋の最後の最後まで全力でプレーを続けた4年生達の姿は、必ず後輩達へと受け継がれていくはずである。