5月21日(火)第5週2日目順延分第1試合 @光陵グリーンスタジアム

123456789R
北九大
5
2
1
0
1
0
0
1
0
10
九州大
5
0
1
0
0
0
0
0
0
6

本塁打:石橋(北)

三塁打:黒田(北)

二塁打:服巻(九)、峯本(九)、宮本(北)

盗塁:竹下(北)、法村(九)、黒田(北)、山口(北)

失策:藤原(九)2、藤川(九)

捕逸:

  選手名 学年
8 岩崎 2 4 1 0
6 法村 4 4 1 1
DH 服巻 4 5 2 0
9 鍋島 3 4 2 0
3 峯本 2 5 1 3
7 石田 3 4 1 1
4 藤川 2 4 1 0
2 渡邊 2 3 1 0
H 田中航 2 1 0 0
2 馬場 3 0 0 0
5 冨永 2 1 1 1
    36 11 6
  投手名 学年 投球回 四死
藤原 4 5 3 10 6 6
  石本 2 3 2 3 2 1
  田中宗 4 1 1 0 0 0

★試合の様子はこちら

シートノック中の様子も含め、たくさんの写真を掲載しております!

★PICK UP★

峯本(②東筑)
3打点の活躍を見せた!

法村(④香住丘)
3回、追加点を得る適時打を放った!

戦評

1勝8敗で迎えた今季最終戦。相手は、福大・西南と優勝争いをしている北九大。九大は、今季すでに6試合に登板している藤原(④洛南)を3度目の先発に起用した。雨での延期で平日開催が急遽決まり、メンバーを少し入れ替え、試合に臨む。
1回表、初回から藤原の制球が定まらず、3安打3四球に2つのエラーが絡み、5点を献上してしまう。
1回裏の九大の攻撃。2番法村(④香住丘)が四球で出塁し盗塁を決め、服巻(④佐賀西)の2塁打、鍋島(③専修大学松戸)の四球で1死満塁とする。迎える峯本(②東筑)が、左中間へのタイムリー2ベースで3点を返す。まだまだ九大の反撃は止まらない。続くのは、代打での出場で活躍し、スタメンを勝ち取って期待される石田(③済々黌)。7球目をライトへ運び、峯本が生還。1点差に詰め寄る。続く藤川(②福岡)もセンター前ヒットで出塁し、相手の先発を降板させる。今日の九大はいつもと違う!2番手ピッチャーは北九大エース。対するバッターは初スタメンとなる渡邊(②長田)リーグ戦での初ヒットを放ち、1死満塁とチャンスは続く。バットを短く持った冨永(②宇土)が四球を選び、押し出しで同点に追いつく。
しかし、2回・3回と、藤原はコントロールに苦しみ、3点を取られてしまう。
何としてでも追いつきたい九大は、3回裏、2死から冨永が四球で出塁。1番岩崎(②小倉)が、レフト前ヒットで続く。2死1,2塁で、法村がタイムリーを放ち、6-8。
5回表、またも四球で出したランナーを返し追加点を許すも、その後は石本(②姫路西)3回1失点田中宗(④松本深志)1回を三者凡退に抑える好投を見せた。しかし、中盤以降は相手投手陣も安定し、無得点に抑えられ、6-10での敗戦となった。
九大投手陣は、被安打8、四死球13と、安定感を欠いた。攻撃面では、先発全員安打と繋がりを見せたが、中盤以降は散発の3安打のみで、得点することが出来なかった。法村世代の最後のリーグ戦は、1勝9敗の最下位に終わってしまった。
4年生は、今季で引退する者もいる。大学に入学し、新型コロナウイルスに左右されながら、学業とも両立し、たくさんの時間やお金を野球に費やしてきた。週5の全体練習に加え、自主練をしたり、ジムに通ったり、筋トレや柔軟をしたり、食トレをしたり、睡眠時間を確保したり、周りの大学生が遊んでいる中、禁酒をしてリーグ戦を戦ったり。犠牲にしてきたことも多かっただろう。けがに悩まされ、選手の道を諦めた者もいる。楽しい時間より苦しい時間の方が長かったかもしれない。それでも、九州大学硬式野球部として、最後まで全力で戦い抜いた彼らはとても輝いていた。秋までチームに残る者も、ラストシーズンまで輝き続けることだろう。
来季も、チームの目標、個人の目標に向かって戦ってほしい。1秋から試合に出続けている、経験豊富な4年生。仲が良く、自分の意見をしっかりと持ち、議論ができる、主張の強い3年生。選手層が厚く、野球愛の強い2年生。それに加え、たくさん入部してくれた、初々しさが残る、やる気に満ちた1年生。個人の力ももちろん、チームとしての力も高め、九大硬式野球部の歴史に残るような結果を残してほしい。

PAGE TOP