4月27日(土)第3週1日目第3試合 @光陵グリーンスタジアム
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
本塁打:
三塁打:
二塁打:伊永(西)、法村(九)、矢野(西)、合田(西)
盗塁:岩崎(九)
失策:合田(西)、伊永(西)、相川(西)2
捕逸:
選手名 | 学年 | 打 | 安 | 点 | |
6 | 法村 | 4 | 5 | 2 | 3 |
7 | 鍋島 | 3 | 5 | 1 | 0 |
8 | 梶原 | 4 | 5 | 1 | 1 |
3 | 峯本 | 2 | 5 | 2 | 0 |
DH | 服巻 | 4 | 4 | 1 | 0 |
5 | 冨永 | 2 | 2 | 0 | 0 |
2 | 馬場 | 3 | 3 | 1 | 0 |
4 | 藤川 | 2 | 3 | 2 | 0 |
9 | 岩崎 | 2 | 4 | 1 | 1 |
計 | 36 | 11 | 5 |
投手名 | 学年 | 投球回 | 振 | 四死 | 安 | 自 | |
藤原 | 4 | 5 0/3 | 2 | 8 | 8 | 6 | |
梅林 | 3 | 3/3 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
● | 石本 | 2 | 1 | 1 | 0 | 3 | 2 |
田中宗 | 4 | 1 | 0 | 0 | 3 | 2 |
シートノック中の様子も含め、たくさんの写真を掲載しております!
★PICK UP★
法村(④香住丘)
2安打3打点の活躍で、その実力をしっかりと示した!
鍋島(③専大松戸)
7回表、今季初のヒットを放ち、喜びを爆発させた!
戦評
前週の久留米大戦は、初回に先制されたものの、最後まで僅差で粘ったが、惜敗。今週こそは、シーズン初勝利を目指して、前週2回以降は無失点で完投した藤原(④洛南)を先発に立て、西南大に挑む。
1回裏、藤原の立ち上がり。先頭打者を抑えたものの、2,3番を追い込みながらも出塁を許し、以降3本のタイムリー、押し出し四球で、初回5失点を喫してしまった。
しかし、今日の九州大は粘る。2回表、調子が良く、球が止まって見えたという服巻(④佐賀西)がセンター前ヒットで出塁。続く冨永(②宇土)、馬場(③致遠館)が四球を選び、1死満塁のチャンスをつくる。続く藤川(②福岡)が、ショートゴロでゲッツーかと思われる当たりも、相手のミスを誘い、1点を返す。その後、5試合スタメンを続けている2年岩崎(②小倉)が、追い込まれながらも、しぶとく1,2塁間を抜き2点目。続く法村(④香住丘)も、初球、2球目を冷静に見極め、2ボールからの3球目のストレートを強振した打球が、詰まりながらも三遊間を抜け、3点目。しかし、4点目を狙った2塁ランナーがホームタッチアウトとなり、後続も倒れ、反撃は3点にとどまった。
3回裏、無死満塁のピンチを背負うも、「ここで押さえるのが藤原や!」と仲間の期待を裏切らない。ホームゲッツー、空振り三振で無失点に抑える。
4回表、またもや九州大の反撃。先頭冨永が四球で出塁。1死1塁で迎えるは藤川。送りバントがフェアゾーンにとまり、チャンスを広げる。2死1,2塁で迎えるは、キャプテン法村。追い込まれながら粘ったフルカウントから、1塁線を襲う2ベース。スタートを切っていた岩崎が俊足を飛ばし、一気にホームインで同点とした。その裏、西南に1点を勝ち越されるも、
7回表、鍋島(③専修大学松戸)に37打席ぶりのヒットが飛び出す。内野安打で出塁した鍋島が、牽制悪送球とそれを処理した守備陣の隙をつき一気に3塁へ。続く梶原(④大分上野丘)が、初球、2球目をしっかりと見極めた2ボールナッシングからのストレートを、センターへクリーンヒットで同点。続く峯本(②東筑)もヒットで繋ぐ。無死1,3塁から、好調服巻には強攻策を指示する。空振り三振に倒れるも、続く冨永の初球にスクイズを仕掛け、勝ち越しを狙った。一瞬梶原の足が早く入ったと見えたが、審判からのコールはタッチアウト。この回同点にとどまる。
その裏、西南大の攻撃。九大は、ストイック石本(②姫路西)をマウンドに送り出すも、硬さが見られ、無死1,3塁から勝ち越しタイムリーを浴び、送りバントを挟んだ後に、2本目のタイムリー。この回2点を勝ち越される。
8回裏にも、4番手田中宗(④松本深志)が2点を取られ、4点差。そのまま試合終了となった。
よく粘ったが、九大は4投手のうち3人が最初のイニングで失点。立ち上がりの課題を克服したい。攻撃面では、2ボールナッシングからの思い切りのよいスイング、追い込まれてからの粘りで、あわや勝ち越せるチャンスもあった。投打がかみ合えば、強豪私立の西南大にでも勝てるチャンスは十分あると思う。